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セキュリティ、プライバシー、およびAIの倫理的使用に対する当社の取り組みをご紹介します。ABBYY Trust Center

Clayton Peddy

2024年12月5日

人工知能(AI)の技術革新スピードは、 インテリジェント時代の幕開けとともに急激に加速すると予想されています。 AI、量子コンピューティング、ブロックチェーンにおける急速な進歩は、私たちが想像もしなかったような方法で人々の生活や仕事を改善するために集結しつつあります。 具体的に言うと、ディープラーニング、機械学習、自然言語処理、コンピュータービジョンの進歩がAIと自動化に変化をもたらし、インテリジェントオートメーションを実現しようとしています。

米国におけるAI技術に対する規制が緩和されれば、AI インフラが米国の競争力に利益をもたらし、競争力を守る動きが加速すると多くの人が予想しています。 イノベーションを促進するAI戦略ですが、それは決してAIの悪影響から守るためのガードレールが存在しないことを意味しているわけではありません。

欧州の統治機関や米国の連邦・州機関が規制を設けるだけでなく、企業もまた、AIのイノベーションと消費者の基本的人権・経済的権利の保護とのバランスを達成するために積極的に行動しなければなりません。

ABBYYでは、ソフトウェア開発プロセスおよびデータの使用に関する透明性、機密性、プライバシー、セキュリティ、および完全性に関する倫理的なAIの原則とベストプラクティスを用いて、信頼性の高いAI開発に取り組んでいます。 透明性を念頭に置いて、当社は信頼できるAIへのコミットメントを示す一元化されたプラットフォーム「ABBYY Trust Center」を開設しました。 この取り組みにより、コンプライアンスとセキュリティに関する重要な情報へのアクセスが効率化されます。そこには以下のような項目が含まれています。

  • コンプライアンスレポート
  • セキュリティポリシー
  • セキュリティ環境の詳細
  • 法律・プライバシー慣行
  • ESG情報

ABBYY Trust Centerでは、関連文書を入手できるだけでなく、日常業務における倫理的AIに対するABBYYのアプローチ、プライバシー・バイ・デザイン、およびグローバル企業から信頼されている理由などについての情報も得ることができます。詳しくは、こちらをご覧ください。

また、信頼できるAIのための当社の支援活動については、以下の記事をご覧ください。

生成AIは信頼できるのか?
AI規制は技術への信頼構築に役立つか?
AIのトラストギャップを埋める - Unite.AI
倫理的AIのジレンマ: AIのプライバシーとコンプライアンスの未来の適切な舵取り
AIでコンプライアンスと不正に対抗する銀行
生成AIの信頼性を学ぶ - LeadDev

当社は、AI規制の遵守と信頼できるAI政策の実践を成功させるためには、提携と連携が鍵を握っていると考えています。 ABBYYは非営利公益団体ForHumanityを支援し、金融サービス機関が人工知能(AI)の利用に関する新たな規制に対応できるよう支援しています。 ABBYYは、人工知能、アルゴリズムおよび自律システム(AAA)の使用に関する監査基準の確立に焦点を当てたワーキンググループの共同リーダーであり、独立した監査基準の策定を支援しています。

偏った、あるいは誤用されたAIモデルに基づく意思決定は、財務上の損失だけでなく、ビジネスや戦略上の意思決定の誤り、あるいは銀行組織の評判の低下につながる可能性があります。私たちは、組織がそのような結果に注意を払う必要があると強く確信しています。 AIの倫理的利用を確保することは、消費者の信頼と安全にとって最も重要です。

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Clayton Peddy

Clayton Peddy

クレイトン・ペディ(Clayton Peddy)はABBYYの最高情報セキュリティ責任者(CISO)であり、 サイバーセキュリティ、テクノロジー・リーダーシップ、ソフトウェア開発の分野で20年以上の経験を有しています。 アウトシステムズやシトリックスといった業界をリードする企業で重要な役割を担ってきました。 クレイトンはABBYYのCISOとして、情報セキュリティイニシアチブを指揮し、顧客とパートナーのために最高水準のデータ保護、規制遵守、および技術革新を維持するための取り組みを強化しています。でクレイトンをフォローしましょう.