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日本語手書き文字の読み取り ~Cogent Labs AI-OCRサービス「Tegaki」とFlexiCaptureの連携~

ABBYY Japan エンジニアリングチーム

3月17日, 2021

昨今、日本でもDXが徐々に進み始め、紙文書の処理はAI-OCRを活用し、データを抽出し、自動処理する流れになってきております。紙文書にはプリントアウトされた活字だけでなく、手書きを含む伝票、請求書、注文書等もございます。帳票処理ソリューションABBYY FlexiCaptureでは、プリントアウトされた活字、手書きの英数字の読み取りを対象としており、日本語手書き文字の読み取りが課題となります。そのため、これまでも現場では、この課題解決のためにCogent Labs社Tegakiとの連携はおこなわれてきました。

この度、ABBYYは、日本語の手書き文字の読み取りをおこないたいというお客様の強いご要望にお応えすべく、FlexiCapture上でのCogent Labs 社 AI-OCR サービス Tegaki の使用方法(FlexiCapture Tegaki APIコネクタ)を公開しました。これによって、日本語の手書き文字の読み取りもFlexiCaptureを通して簡単におこなっていただくことが可能となりました。つまり、FlexiCaptureの高度な領域検出とCogent Labs社 Tegakiの正確な日本語手書き文字の読み取りの組み合わせが実現可能です。

FlexiCapture and Cognet Labs Tegaki

連携の方法、詳細につきましては、ABBYY Help Center内の記事(アカウント作成、ログインが必要です)をご確認下さい。

これまでに、どのような場面でCogent Labs社 Tegakiとの連携が行われてきたかを列挙致します。

  • 金融サービス(銀行、保険、クレジットカード、リース等)での各種申込書類の処理
  • 小売店業務での受発注、請求書、伝票処理
  • 製造業での受発注処理
  • 金融機関内での伝票処理
  • インフラ業界での自治体、官公庁の許可書処理
  • 通販業界での商品申込処理

2021年はDX化が少し遅れていた企業も本格的に取り組まれる年と考えます。是非とも、この比類なきAI-OCRソリューションをご活用いただき、一助となれましたら幸いです。

なお、今回ご紹介しました、ABBYY FlexiCapture、今回の連携についての概要説明、デモの依頼、お問い合わせはこちらから承ります。

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