Blue PrismとABBYY、自動化のパフォーマンスを最適化するProcess Intelligence製品を発表
ABBYY TimelineをBlue Prism Captureに統合し、
包括的なプロセスとタスク検出を標準機能として提供
【2021年10月7日 】インテリジェントオートメーションのグローバルリーダーであるBlue Prism社(AIM: PRSM、本社:英国ロンドン、日本法人Blue Prism株式会社、本社:東京都港区、社長:長谷 太志)と、ドキュメントデータとビジネスプロセスを完全に理解することで真のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するABBYY社(本社:米国ノースカロライナ州、日本法人ABBYYジャパン株式会社、本社:神奈川県横浜市、代表取締役:小原洋)は、Blue Prismの自動化プラットフォームにABBYY Timelineを搭載したBlue Prism Process Intelligence Powered by ABBYYを発表しました。これによりお客様は、組織内に分散したデータから最適な自動化の機会を短時間で発見することが可能となります。
Blue Prism Process Intelligence Powered by ABBYYは、長年にわたる両社のパートナーシップを踏まえ、ベストの技術を組み合わせたソリューションです。プロセスマイニングとタスクマイニングを完全に統合した新機能は、Blue Prismネイティブのプロセスキャプチャ機能とシームレスに連携し、エンドツーエンドのデータ主導型インテリジェントオートメーションを実現します。お客様は、データから短時間で自動化の可能性を見つけ出し、プロセス定義文書(PDD)を作成することで、自動化の発見と計画を短時間で最適化することが可能となります。
- Blue Prism Process Intelligenceは、デスクトップユーザーのインタラクションデータと、システムイベントデータからマイニングしたプロセス情報を組み合わせ、各プロセスの詳細なモデルを作成して分析・最適化・モニタリング・予測分析を実行します。
- Blue Prism Captureとの統合により、Process IntelligenceからDesign Studioまでの自動化作成の流れが、これまでにないスピードで実現されるようになります。
- 非常に使いやすく、シチズンディベロッパーを含むすべてのユーザーがインサイト(理解)、オーバーサイト(監視)、フォアサイト(予見)を通じて信頼性の高い自動化を短時間で展開できます。
- Blue Prism Process Intelligenceは、Blue Prismの有償サポートをご契約のお客様のライセンスに含まれます。利用度に応じて、アップグレードパッケージも別途お求めいただけます。
今回の統合により、プロセスとタスクを取り込み、デジタルワーカーの作成を自動化し、ROIを追跡してプロセスのコンプライアンスを監視することで、プロセスマイニングとプロセスオートメーション間の重要なギャップを解消します。
米国トップクラスの研究機関であり、ハーバード大学医学大学院の主要付属機関であるMass General Brighamでインテリジェントオートメーション担当ディレクターを務めるBenjamin Berkowitz氏は、次のようにコメントしています。
「このような価値を提供するには、ビジネスプロセスを合理化してデータを活用し、人とロボットがどのように相互作用するかを考慮することが重要になります。だからこそBlue PrismとABBYYの両社が協力して、自動化のための包括的なプロセスインテリジェンスを提供することを大変嬉しく思っています」
Blue Prismは、プロセスとタスクのマイニングの統合と、プロセスの監視をシームレスに行うことで、競合製品よりも、価値実現までの時間を加速させるとともに、Blue Prismをすでにご利用中のお客様は、さらに多くの自動化対象のプロセスを簡単に発見できます。また、新規のお客様は、購入プロセスを簡素化し、Blue Prismを通じて完全なインテリジェントオートメーションプラットフォームが利用できるようになります。両ベンダーが継続的なカスタマーサポートに取り組み、両社のお客様のニーズの変化に応じて技術改良に継続的に投資することで、お客様にメリットをもたらします。
Blue Prismの会長兼CEOであるジェイソン・キングドン(Jason Kingdon)は、次のように述べています。
「お客様の組織全体でプロセスディスカバリーを実行していただくことにより、自動化のロードマップが充実するだけでなく、自動化の設計と実現にかかる時間が短縮されます。この新しいソリューションは、お客様に市場で最高の技術を提供するとともに、生産性とROIを向上させるだけでなく、真のDXと、スピーディーな拡張を可能にします」
ABBYYのCEOであるウルフ・パーソン(Ulf Persson) は、次のように述べています。
「Blue Prism Process Intelligence Powered by ABBYYは、自動化を担当するチームにRPAの取り組みに向けた事実に基づくデータ主導型の設計と、最適化の意思決定を可能にするとともに、高度なプロセス理解によってデジタルワーカーの能力を拡大します。今回のBlue Prismとの連携の拡大は、ノーコードソリューションの重要性を示しており、従来のプロセスマイニングツールより競争力のあるTimelineによる差別化は両社にとって大きな機会となります。両社のお客様はビジネスの俊敏性に不可欠なプロセス分析とリアルタイムモニタリングツールの最良の組み合わせで、最も幅広い種類のプロセスを扱うことが可能となります」
IDCのインテリジェントプロセスオートメーション リサーチ担当のプログラム バイスプレジデントであるMaureen Fleming氏は、次のように述べています。
「企業が事実に基づいたプランニングを行わずにプロセス改善を進めようとすると、市場投入にかかる時間や高額な機会費用などの問題が発生します。このようなアプローチに明確な利点があるからこそ、プロセスマイニングやタスクマイニングの採用が急激に増え続けているのです。プロセスディスカバリーと自動化を結びつけるパートナーシップにより、お客様はスピードと効率性のためにビジネスプロセスを再設計することが容易となり、インテリジェントオートメーションによる成長を加速することが可能となります」
※当報道資料は、2021年10月6日(現地時間)に、英国ロンドン・米国テキサス州オースティン及びノースカロライナ州シャーロットにおいて発表されたプレスリリースの抄訳です。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先いたします。予めご了承下さい。
Blue Prism社について
Blue Prism社は、エンタープライズ向けインテリジェントオートメーションにおけるグローバルリーダーです。Blue Prismは、170を超える地域で、グローバル 2000に名を連ねる企業や公的機関を含む2,000を超える企業に採用されています。Blue Prismが提唱する新しい仕事の進め方は、効率性を高め、何百万もの業務時間の高付加価値業務への再投資を可能にします。RPAを超えた存在である、Blue Prismのデジタルワーカーは、インテリジェントで、堅牢なセキュリティと高度な拡張性を有しており、働き方の変革を推進します。
Blue Prism(AIM:PRSM)の詳細は、www.blueprism.com/japan をご覧ください。
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ABBYYについて
1989年創業のABBYYはあらゆる組織に真のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するリーディングカンパニーとして、ドキュメントデータとビジネスプロセスの完全な理解を可能にするインテリジェントなビジネス製品を提供しています。金融、保険、輸送、製造、その他業界の企業が名を連ねるFortune 500の企業の多くを含む5,000以上の企業で使用されており、インテリジェント ドキュメント プロセッシング (IDP) およびプロセス ディスカバリー & マイニングの分野でのリーダーシップにより、顧客体験、効果、収益性、競争上の優位性など、最も重要な点に大きな影響を与えています。ABBYYは世界14カ国にオフィスを構えてグローバルに活動しています。詳細については https://www.abbyy.com/ja/ をご覧ください。
【報道関係者お問い合わせ先】
Blue Prism株式会社(https://www.blueprism.com/japan)
マーケティング 内田
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