事例紹介 | 飲食料品
ノルコ(Norco)乳業共同組合、請求書処理時間を50%削減
ノルコ乳業協同組合は、120年以上にわたりオーストラリアの酪農家と消費者にサービスを提供しています。同社は、請求書の処理を効率化するために、ビジネスシステムとプロセスのデジタル変革のスペシャリストであるストラータ社と提携し、ABBYYインテリジェント文書処理(IDP)を導入しました。その結果、請求書処理の自動化に成功し、それにかかっていた作業時間を50%削減。余剰となったリソースを、仕入先との関係強化に充てることができるようになりました。
サンドラ・ホランズ(Sandra Hollands)、ICTゼネラル・マネージャー
チャレンジ
ノルコは、毎年、2つのERPシステムで最大30万件の請求書を手作業で処理していました。発注書に関連する請求書は、さまざまな場所に、出荷された商品をまとめた形で、各店舗と本社に電子メールで送られます。データ入力後、各拠点は、仕入先への支払いの前に、商品が受け取られたことを確認するための電子メール承認を送る必要がありました。ノルコは、次のような要件を満たす自動化ソリューションを探していました。
- 発注書に関連する請求書と、その他請求書の処理を自動化
- 手作業によるデータ入力を大幅に削減
- 使いやすく費用対効果の高いソリューション
- ERPやその他のシステムとの統合
- 請求書以外の文書処理にも対応できる柔軟性
ソリューション
ノルコは、ABBYY IDPが発注書に関する請求書とそれ以外の請求書を非常に迅速かつスマートに処理し、労働力を50%削減できることに目を付けました。ABBYY IDPを導入したことで、ノルコは、人手による作業時間が半分に減り、スタッフは仕入先管理の改善に注力できるようになりました。
ABBYY IDPのビジネスルールにより、ノルコの請求書処理プロセス全体がエンド・ツー・エンドで合理化されました。
今では、システム間の情報の流れを詳細に記録し、監査が可能になりました。
ABBYY IDPは柔軟性が高いため、他のバックエンド業務も効率的に自動化できます。
価値
- 最大80%の作業時間の削減 .
- スタッフは単調なデータ入力業務から解放され、仕入先との関係強化やデータ検証に注力できるように
- ABBYY IDPが、文書内の情報を抽出し、業務フローやERPシステムで活用しやすい形に変換 .
- 期日通りで正確な仕入先への支払い